本物の男
嫌々でも一つの業界に長くいると普段知り合えないような人と会えることがあります。
私の場合もその日は突然やってきました。
まだ、社畜洗脳から覚めていないときに出会った方です。
その方はセミナーで知り合いました。
名前をキューピーさんとしましょう。👶🏻
セミナーの休み時間に会社から電話が来て、明らかに解決できたトラブルをさらに炎上させてしまいました!という報告を受けてイライラしていた私(# ゚Д゚)
知り合いからキューピーさんを紹介されたとき、すばらしい経歴を持っている人だと知りながらも初対面でなかなかの態度をとってしまいました。
幸い(?)キューピーさんとは連絡先を交換しなかったですし、今後合わせる顔もないので私にとっては記憶から消したい時間となりました。
半年経ってから似たようなセミナーでまたキューピーさんを見かけましたが、挨拶なんておこがましくて、怖くて、とても近づけませんでした。
穴があったら入りたい気持ちで、セミナーよ早く終われ!と念じました。
終了の合図とともに一目さんに出口へ向かう私に、背中から
「お久しぶりですね✨」
と明るい声が聞こえました。
・・・・・。
もしや…と振り向くと、
満面の笑みを浮かべたキューピーさん!!!
(ギャー!!!!!すみませんでした。
ご挨拶もせずに帰ろうとしたことをお許しください!)
と思いながら、冷静を装い
「キューピーさん!南です。覚えていてくださってありがとうございます」
と挨拶したことが本物の男、キューピーさんとの出会いでした(笑)
キューピーさんは年齢不詳でしたが、お伺いしたところ南の5つ下でした。
彼はずっと海外で仕事をしていてつい1年前に日本に帰ってきたとのことでした。
ちょっと変わった考え方の持ち主で、すべては現地へ行ってから考えるというタイプ。
この業界にあと何十年いても、きっとキューピーさんのような人には会えないだろうと感じました。
準備ZEROで、まず飛び込む。
飛び込んで、そこで全力で食らいつく。そしてまたそこで1番になる努力家。
できるかどうかを全く(?)考えないことで、謎の遠回りをしない。
私にはどの話も新鮮でした。
ところでキューピーさんは南の失礼な態度をなぜ怒っていなかったのかとうと、器の大きい人だからといえばそうなんですが、自分の経歴を知っても変なヨイショがない態度に信頼できる人だ!と思ったそう。(ポジティブすぎやしないか?)
でもとりあえずセーフですよね!✨